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2012年1月

小倉百人一首 二十首

あしひきの

 

あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む   

                柿本人麻呂

 

 

 

 

み吉野の

  

     み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり

                参議雅経

 

 

 

 

夜もすがら

 

 夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり

                俊恵法師

 

 

 

 

浅茅生の

  

  浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき

                平 兼盛

 

 

 

 

あひみての

 

   あひみての のちの心に くらぶれば 昔は物を 思はざりけり

               権中納言敦忠

 

 

 

 

 

瀧の音は

 

 瀧の音は たえて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ

                大納言公任

 

 

 

 

山川に

 

  山川に 風のかけたる しがらみは ながれもあへぬ もみぢなりけり

                春道列樹

 

 

 

 

かささぎの

 

  かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける

               中納言家持

 

 

 

 

このたびは

 

  このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに

                 菅家

 

 

 

 

 秋風に

 

   秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の かげのさやけさ

               左京大夫顕輔

 

 

 

 

花さそふ

 

   花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり

               入道前太政大臣

 

 

 

 

うかりける

     

   憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを

                源俊頼朝臣

 

 

 

 天の原

 

   天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に いでし月かも

               安倍仲麻呂

 

 

 

 

ちはやふる

   

   ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは

               在原業平朝臣

 

 

 

 

大江山

  

     大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立

                小式部内侍

 

 

 

 

ほととぎす

  

  ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただありあけの 月ぞ残れる

               後徳大寺左大臣

 

 

 

 

これやこの

 

  これやこの 行くも帰るも わかれては 知るも知らぬも あふ坂の関

                 蝉丸

 

  

 

 

 

夜をこめて

 

   夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ

                清少納言

 

  

 

 

 

玉の緒よ

 

  玉のをよ たえなばたえね ながらへば 忍ぶることの 弱りもぞする

                式子内親王

 

  

 

 

 

 

めぐりあひて

 

めぐりあひて 身しやそれとも わかぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな

                紫式部

  

 

   

 

 

 

 

 

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